時間外労働を認めない病院で働く看護師

20代女性  消化器外科2年、保健師として2年の経歴を持つ看護師
看護学校を卒業し看護師の免許を取得後、4年生看護大学へ編入学する。2年間病院の消化器外科で働いた後、結婚し退職。その後、市役所で嘱託の保健師として2年間特定健診担当で働いていた。

時間外労働がが当たり前!?

私が働いていた病院では、時間外労働に対して当たり前の雰囲気があり、残業代をつけることを師長が制限をかけていました。時間外労働を申請するパソコンが1台で、しかもカルテも見られるパソコンだったため、ほとんどの時間で医師や看護師が使用しており、帰宅時間に空いていないことがほとんどでした。また、申請する場合も、業務時間内で自分の知識不足で調べ物をした時間や働けていなかったと感じる時間を引いて申請するように師長が指導をしていました。
休みの希望は月に1日程度出せるが、有給申請は自己判断で出来ず、師長から言われた人が休めるという形でした。

誰にも相談できる人がいなかった

病院全体では、時間外労働をなくすように運動していましたが、師長は隠すような行動ばかりで、業務内容改善に働いていたとはとても思えませんでした。
働いた分のお給料をもらっているという実感が全くありませんでした。
看護師としてスキルアップするための勉強に対しても、自宅ですることを当たり前とし、病棟で調べることに対して理解がなかったので、看護師として育てる意思や患者さんのことを考える職場ではなかったですね。

看護師を辞め、保健師として働く

職場は、結婚して辞めたましたが、このトラブルが直接の原因になったわけではないです。辞めなかったのは、辞めてまた新たな職場でのルールややり方、看護法を覚えることも大変だと思ったし、新人看護師として働き出したばかりだったという理由があります。
しかし、辞めた後は、また看護師として働きたいとは思えず、保健師として働きました。保健師は時間外労働があまりなく、きちんと時間外手当も出たので、やはり前の病院はおかしいと感じました。一つの病院・職場だと、他と比べることができないため、多少おかしいと思っても確信はできません。保健師になり、前の職場の異常さが理解できました。
時間外労働を当たり前として、残業代を支払わないことは不当です。まずは自分がどのような条件のもとで働いているか理解することが必要です。
人事課等で個人の労働条件がきちんと記載された所定の用紙をもらうことが必要です。この用紙の発行は雇用者の義務です。