夜勤のペアから怒りをかった看護師

40代女性 皮膚科1年、内科病棟2年、訪問看護1年、介護療養3年、内科外来2年の経歴を持つ看護師の話しです。
出産や夫の転勤で、転職歴は多いですがキャリアはありません。ただ、いろんな地域の病院を経験しており、多くの方から学ぶことができたので当方の体験談が皆さんのお役に立てたら幸甚です。

休憩室から私の悪口が聞こえる・・・

2人体制の深夜勤の時、1人患者様がご臨終となりました。過去に1度しかエンゼルケアを経験したことがない私。しかもその1度の経験時は、日勤帯で人手があり、いつの間にか消毒液や寝衣が準備されていたり、医療器具が片付けられていたりと、自分の働きは3割程度でした。
1回の経験で、教科書の内容は記憶していても、実際に準備から片付けまでを単独で出来る自信はありませんでした。夜勤帯での処置の際も、ペアの方に確認しながらなんとかお見送りをすることができました。夜が明けて日勤者への申し送りを終えて、休憩室に入ろうとしたところで、噂話が聞こえてきました。
ペアの方が、私の働きが悪いことへの怒りを爆発させていたのです。要領が悪く迷惑を掛けたことは事実なので、まず謝らなくてはと思いました。今来たかのように部屋に入ると、ペアの方はバツの悪そうな表情をされましたが、先の言葉を聞いていなかったような素振りで「ご迷惑をお掛けしました。すみません」と謝りました。「ああ、もういいよ」と話をしたくないというように、タバコに火を付けられたので、私はおもむろに私物を取って帰宅しました。

夜勤は一緒にしないでほしい

このことで相談したのは同僚2名です。年上で、普段から仲が良い人たちで、この件を話したところ、「よくある、よくある」と笑われたことで少し心が楽になりました。
その後、あのペアの方から、「彼女と夜勤を一緒にしないで欲しい」と要望があったことを、婦長から聞かされました。私もそういわれることには納得していました。あれ以来気まずい状況でもあったため、仕方なかったかなと。

気まずくなっても辞めようとは思わなかった

これは経験を積むことで挽回出来ると思ったので、退職という考えには及びませんでした。続けることで業務もこなせるようになり、自分の存在が役に立てる時が来るよう、努力したいと思いました。 

失敗も経験として

医療従事者にミスは許されませんが、肝心な場面で失敗しないためには、経験を積むことが大切です。私のようにイライラされたり、叱られたりして自己嫌悪に陥ったりしますが、毎日の小さな積み重ねが「エキスパート」を生むのだと思います。私はこの職場、この職業に向いていないのではないかと自信を失うこともあるかもしれませんが、「あの時辞めないで良かった」と思う日が必ず来ます。心持を多少図太くして続けていってください。
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